「はい、カクテキです」のその意味は? [雑感吐露]
★この店、なんだか、あったかいんだよなぁ。
「今日も持ってきてくれた」んだってさぁ・・・そう、カクテキ。
妻がその店に週に一度行くようになって約半年。
たまたま買い求めたカクテキがおいしかったので、ひと月ほど買い続けたところ「今度からお取り置きしますね」といってくれたんだって。
以来、その店であれやこれやと買い物かごに入れていると「はい、どうぞ」と店員がカクテキを持ってきてくれる。
それも特定の店員だけではない。常時5人くらいいる店員のだれもがだ。
店員が来店客を「あ、◯◯さんだ」と見分けると、「いつものお取り置きの◯◯ですよ」とか、「◯◯さん、今日は活きのいいブリが入ってますよ」と話しかけてくれる。
こうしてくれるのは、おそらく妻に対してだけではあるまい。
レジで「業務用のことば」を交わす間にも、きっと店員と顧客との関係をこえて、どの顧客とも「ひととひと」とのふれあいの接点を模索しているのではないかしら。
あらためて想うこと・・・
街のお店に大切なのは、商品を売ることだけではない、来店客一人ひとりに合わせた個別の人間的な交流だ。###
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